インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチン予防接種

2023/2024シーズン

現在、十分に在庫のご用意があります。

(2024年1月15日現在)

→例年以上にインフルエンザは流行しており、これから受験を控えているお子様、ご家族は接種をお薦めします。

→インフルエンザワクチンは、お電話でのワクチン予約・取り置きはしていません。

■ワクチンが無くなってしまった場合などの最新情報は、こちらのページを更新しますので、その都度ご確認下さい。

当院のワクチン接種のまとめ

  • 接種は1回3,500円、お支払いは現金のみです。
  • ワクチンのご予約を行わず、当院の在庫がある分をご来院頂いた方へ順次接種していきます。ワクチンの取り置きはしない事から、2回接種をご希望の方でも、2回目の接種を当院で実施出来ない場合があります。
  • 開院時間ならいつでも接種できます。
    (平日は午後7時45分まで、土曜・日曜は午後5時45分までが受付時間です)
  • 領収書がご希望の方は、発行が可能です。会社名義での発行も承っています。

事前に問診票の印刷・記入をお願いします

下記の問診票(PDF)を印刷して頂き、ご記載頂いてからご来院頂くとスムーズです。
特にご家族などでワクチン接種ご希望の方は、複数枚ご記入頂く必要があり、院内滞在時間の短縮になりますのでお勧めです。
院内にも通常の問診票のご用意があります。


※目黒区にお住まいで、6ヶ月~15歳までの年齢の方は、目黒区の補助金対象になります。専用の問診票があり、当院内でご用意があります。
(PDFでダウンロートできる問診票とは別になりますので、ご来院時にご記載をお願いしています)

※目黒区にお住まいの高齢者インフルエンザ予防接種に該当する方には、目黒区から順次接種券が郵送されます。詳しくは目黒区のホームページをご覧下さい。

ワクチンは不足しませんか?

Influenza Vaccination

一部報道がある通り、今年は既に9月の時点で未就学児や小学生で流行が始まっており、例年と比べて多くのワクチン希望者がおられると思われます。昨年(2022/2023シーズン)は日本全国で不足しました。昨年は例年よりも社会人の方やハイリスクの方で接種する方が増えたそうです。当院では他院と比べてワクチン量は多めですが、ご希望の方全ての方に接種することができませんでした。ご希望の方はお早めに接種をお願いします。

ワクチン接種の回数

  • 13歳以上は通常1回接種です。医師が判断した場合には、2回接種することもできます
  • 生後6ヵ月以上で12歳までは2回接種します。10月ごろに1回目を接種し、およそ2~4週間(できれば4週間)あけて2回目を接種します。

インフルエンザワクチンについて

毎年、インフルエンザウィルス感染症の方が沢山来院されます。時々、「ワクチンを打ったのにかかるんですか?」というご質問を頂きます。ワクチンの接種によりインフルエンザに対する抗体ができ、かかりにくくなりますが、インフルエンザウイルスに曝露してしまうと、残念ながらインフルエンザにかかってしまいます。
「ワクチン、意味ないんですか?」、「ワクチンをしてもかかるのですが」、「するとかかるのですが」という質問も併せて頂きますが、予防接種はぜひ接種をお薦めしています。私たち、医療関係者も毎年、予防接種は打っていますが、インフルエンザウィルスを甘くみては危険です。一番怖いのは、稀に重症化してインフルエンザ脳症、重症化肺炎になり入院することがあります。それら重症化を予防するのが効果で最大の目的です。毎年、数千人から数万人の方が、インフルエンザが原因となって亡くなっています。高齢者の方や呼吸器疾患、循環器疾患、糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方がインフルエンザに感染すると、入院が必要となったり、最悪の場合は死に至ることがあります。また、小児ではインフルエンザに合併して急性脳症が起こることがあり、死亡や後遺症など、深刻な問題になっています。

インフルエンザ予防接種は新型コロナウイルスにも効果はありますか?

インフルエンザワクチンは新型コロナウイルスに効果はありません。
ただし、2021年の秋~冬にかけては、世界的に、新型コロナウイルス感染症の影響が強く残っていることが予想されます。インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなど呼吸器系の病気に対するワクチン接種は、世界保健機関(WHO)などの主要な保健機関から、健康を守るために強く推奨されています。

インフルエンザワクチンの接種はいつ頃まで受けるのがよいですか?

インフルエンザワクチンの接種はいつ頃まで受けるのがよいですか?

流行前に2回接種が終わるように、1回目は10~11月、2回目は11月下旬までに接種するのがおすすめです。

他のワクチンを同時接種できますか?

はい、殆どのワクチンと同時接種できます。
ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、四種混合ワクチン、BGC、麻しん・風しん混合ワクチン、おたふくかぜワクチン、水ぼうそうワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチンなど。但し、新型コロナワクチンは同時接種できません。また、他のワクチンとの間隔は2週間以上あける必要があります。

A型にもB型にも効きますか?

はい、ワクチンにはA型2種類、B型2種類が入っており、A型にもB型にも対応できます。

メーカーによる差はありますか?

メーカーによる差はありますか?

メーカーにより添加物等が異なる場合がありますが、ワクチン株は全てのメーカーで共通です。インフルエンザワクチンはどのメーカーの製品に於いても、同じ株が使用されており、A型2種類、B型2種類、合計4種類が含まれます。メーカーの差による最も大きな違いは「接種できる年齢」です。2017/2018シーズンからは「北里第一三共」のインフルエンザワクチンは、生後6ヶ月~1歳未満児には接種できません。

インフルエンザ予防接種の効果とは?

インフルエンザウイルスに感染し、ウイルスが体内で増殖すると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果を期待することはできません。発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。
国内の研究で、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があった、という報告もあります。
現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果が期待できます。

昨年インフルエンザワクチンの接種を受けましたが、今年も受けた方がよいですか?

今年も接種がお薦めです。ワクチンの効果は接種後5ヶ月前後しかなく、またワクチンは、そのシーズンに流行することが予測されるとウイルス株を用いて製造されています。このため、昨年ワクチンの接種を受けた方であっても、今年のインフルエンザワクチンの接種は是非お受け頂くことがお薦めです。

インフルエンザワクチンはどのような人にお勧めなの?

次のよう方にお薦めです。

  • デイサービス、ショートステイなどの利用者
  • 肺や心臓に病気のある方
  • 糖尿病などで抵抗力の低下している方
  • お年寄りや小さなお子さんと同居している方
  • 受験生や受験生と同居している方 など

予防接種を受けることができない人は?

予防接種を受けられない人は次の通りです。

  1. 接種当日、明らかな発熱を呈している(通常37.5℃以上を指します。)
  2. 重篤な急性疾患にかかっている人
  3. 過去に予防接種でアナフィラキシーショック※を呈したことが明らかな人
    ※「アナフィラキシー」とは、通常予防接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。発汗、顔が急にはれる、全身にひどい蕁麻疹がでる、吐き気、嘔吐、声が出にくい、息が苦しい等の症状に続き、血圧が下がっていく激しい全身反応です。
  4. 過去1ヶ月以内に 麻疹、風疹、おたふく風邪、水痘、ポリオなどにかかったか、予防接種を受けた人

妊娠中および授乳中の女性への予防接種はどうですか?

日本で使用されるインフルエンザワクチンは、病原性をなくした不活化ワクチンで、胎児に悪影響を及ぼしたという報告はありません。一般的に妊娠中のすべての時期において安全であり、妊婦がインフルエンザに感染すると重症化することがあるため、ワクチン接種が勧められています。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、インフルエンザシーズン中の妊婦へのインフルエンザワクチン接種を妊娠週数に関わらず推奨しています。また、授乳中にインフルエンザワクチンを接種しても支障はありません。不活化ワクチンですので、母乳を介して乳児に悪影響を与えることはありません。ただし、お母さんがインフルエンザワクチン接種を受けたからといって、お母さん自身にインフルエンザの予防効果を期待することはできても、母乳を介してお子さんにインフルエンザの予防効果を期待することはできません。

ワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)には、どのようなものがありますか?

注射部位が、赤くなったり、はれたり、痛んだり、また、軽度の発熱やだるさ、寒気などがある場合もありますが、通常2~3日で治ります。また、非常にまれですが、ショックや蕁麻疹、呼吸困難などのアナフィラキシー症状が現れることがあります。

当院は東横線 学芸大学駅から30秒の利便性で、予約なしでワクチン接種をご用意しています。目黒区、世田谷区、大田区はもちろん渋谷、代官山、中目黒、祐天寺、都立大学、副都心線、柿の木坂、目黒本町、碑文谷、下馬からも利便性が良くお待ちしています。

診療時間表
09:00~13:00
15:00~20:00
(土日15:00~18:00)

※受付終了時間は、診察終了時間の15分前です。

受付時間 [午前の診察] 8:45~12:45
[午後の診察] 14:45~19:45(土日は~17:45)
休診日 祝日のみ(変更時には当院のSNSでご連絡します)

…岩畔慶太 …岩畔彪 …非常勤医師

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